主客逆転

本当にサプライズな日でした。上海から来られた"我が家"の7人客が、奈良へ行かれた日のことです。さっきまで部屋は真っ暗で、まだ帰ってきてないだろうと思っていた夕刻でした。自分たちの部屋に来いと,突然私は呼びだされました。

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「私に世話になったから、ぜひ夕食を招待したかった」というのです。笑顔を振りまいた以外、「世話」など、当然のこと以外何もしていないのに、、、、、。

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そういえば彼らが奈良へ向かう前に、近所の普通のスーパーでなく、もっと野菜や魚、肉が新鮮で豊富な大型スーパーはないか、聞かれていました。彼らは鶏も、その場で絞めて買うタイプの人たちです。

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彼らは,店内が広すぎて,どの商品がどこにあるか分かりにくく、私が絶対行かないイオンモールで、1時間もかけて、材料を仕入れたそうです。それくらいはかかります。言葉が通じない店で、干し小エビと剥きエビ・干し貝柱などを探すのは大変。レタスやナス、サンド豆の炒め物は、全部それらをみじん切りにした本格料理です。他には豚・鶏の煮込み、ブリの炒め煮、タケノコなどの中華和え物,もやし炒めなど。

しかも調理器具も調味料もそろってない慣れないキッチンで、果物ナイフで、しかも大皿のありかもわからず、まな板も小さい。こんな条件で、10品以上を作るかなぁ?観光に来た貴重な時間を割いて、、、。ひと言いってくれれば,揃えてあげたのに。

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「寒い日だから」と、最後はママ特製のスープ。干し貝柱と鶏団子,春雨のスープですが、団子の柔らかさも、彼女の腕の確かさを証明するものでした。これだけ野菜を使ったのに、野菜の残りや生ごみがない。キッチンも留守宅のような整頓ぶり。脱帽!

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6人の女性が飲めないというので思い出したのが、20年前に漬けて忘れていた梅酒。めちゃコクが出ておいしくなっていました。返す返す、酒の味のわからない人たちに出したのは失敗やと思いながら、自分が一番たくさん飲んだのでした。

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旅の途上で飲み相手を見つけたパパは上機嫌。自分のコップに注ぐたびに私にもついでくれて「カンパイ!」を連発。ビール,日本酒、韓国焼酎,梅酒のちゃんぽんで、私は一丁上がり。最後は缶酎ハイをチビリチビリで、誤魔化しました。ナス料理が超美味!私がシラフだったら、秘伝を伝授して貰ったのだけれど。

ママの友達がママに、「踊ってあげなさいよ」。そして私に「彼女は踊りがとても上手なのよ」。
小学校の先生をしている一人っ娘が、「そうね、この曲はどう?」と、スマホから曲を選曲。

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客は酔っ払いで、踊り手はシラフ。逆ならこれもアリですが、この状況で、喜んで踊ってくれたのです。彼女は50代ですが、手足の指先や表情まで、手抜きのない踊りだったので、番茶も出花の乙女の踊りに見えたのは、言うまでもありません。

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3分ほどの長い踊りでした。川か湖で乙女たちが洗濯をする合間に、笛を吹いて踊り興じる光景だったと思います,多分ですが。「お・も・て・な・し」を感じました。料理といい踊りといい、彼らのもてなしに、彼らの生活レベルの高さを感じました。

あまりに慕ってくれるので、化けの皮がはがれないよう振る舞うのも大変。

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週2回、このような衣装を着けてレッスンしています。娘が幼いころは、彼女はメキシコに出稼ぎに行っていました。娘は、「とても寂しかったのよ」。

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その娘は今、インドダンスを習っています。一家で雑技団を結成できそうですねと言いたかったけれど、言葉が、、、、

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本国人が作った中国の家庭料理を始めて味わいました。さすが3大料理の一つです。奥が深い.どうも御馳走様でした。

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お礼に別れ際、7人分のジャコや高菜のおにぎりを,その日のランチ用にプレゼント。全員が何度も、「上海に絶対来てね!」。

再見!

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