きっと、良いことが待っている

今どきの朝の6時は、まだ薄暗い。昨日、ウォーキングで竹藪に差し掛かったのが、6時だった。来春のタケノコのために、タケノコ畑をトラクターで耕していたタケノコ農家の人に、「ちょっと待って」と、呼び止められた。勿論面識はなく、挨拶もしたことがない人。

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そして小高い丘で作業していたトラクターから降りてきて、「はい!」。「土中から今朝、掘り起こしたんや。11月のタケノコって、縁起が良いのやで?飾っとき!」。「掘り起こしたとき、奥さんに上げようと思ったんや」。(いつも通るから?)

「まぁ、良いのですか?飾りもの?」(内心、「迷惑やなぁ、飾るのも供えるのも中途半端で、Sサイズのミカン2個分は皮を剥いたら1個分で、食べるのも中途半端やしぃー」)。

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飾って美しいものでもないが、取り合えず好意を無駄にしたくないから、一日中飾った(来春はこの人から筍を買おう)。でもやはり、このまま飾って腐らせるのは、もったいない。私は一人の時は、インスタントラーメンを作るのも億劫なほど怠け者になるのに、一念発起して、

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湯がきました。15分ほどで湯がきあがり(思ったより皮が薄く、柔らかさと美味しさが、写真に撮れていますね)。刺身にしたら、結構、7切ほどになりました。「真」(近所の悪徳和食料理店)なら高級な皿に盛り、ランの花を添えて、7千円ほどの値をつけるに違いない。(昔、春のタケノコの若さと、地元産を強調するために、湯がかずに生で出して、1万円を取って客と喧嘩した店)。

あまりの美味しさに、「真なら1万円!」。それにしても11月に、この見事な春の濃厚な味が飛び込んでくるなんて、普通の縁起の良さではない。窓を開けると、

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なんと、今日は美しい満月の夜でした。竹から生まれた”かぐや姫”が月に帰ったのも、満月の日でした。秋の満月の日の朝に、竹藪で、見知らぬ人から、「縁起がいいから飾っとき」と、わざわざ呼び止められて、竹の子の赤ちゃんを貰ったのです。かぐや姫の生れ変りとまでは言いませんが、縁起が良いと思わずしてなんとしましょう?

飾っておいて最後に腐らせるより、食べることで竹の子の命をつないだ気分になりました。何か良いことがありそうな気分です。「チャチャチャ」に来てくれた方々にも良いことがありますようにと、月に祈りました。

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私は普段は一人酒はやりませんが、そして筍の赤ちゃんも食べたあとで肴もないのに、熱燗一杯で月見酒をしました。もう一度、「秋の満月の日の竹の子の到来が、皆さまにも良いことがある兆しでありますように!」。

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